考案者:河村 春生 先生
開発経緯
時折、人工股関節全置換術において脱臼できず頚部を落としてから展開していく場合があります。その際、臼蓋に骨頭が癒着して取りづらい事がしばしば見受けられます。開発前はコークスクリューに比べグリップが良いタオル鉗子を用いて摘出をしていましたが、強度が低く変形や破損が度々起こっていました。また、タオル鉗子は2点の爪で把持をする為、大腿骨頭がチーズカットされ骨がばらばらになることも度々起こっていました。上記の問題点を解決する為開発に至たりました。
使用目的
骨頭および骨幹部の把持 人工股関節全置換術の際に、大腿骨頭を摘出する目的で使用します。
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